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基本情報技術者試験は未経験転職に効く?試験内容と活かし方
結論
基本情報技術者試験はIPAが実施する国家試験で、CBT方式で随時受験できます。ITパスポートより一段深いプログラミング・アルゴリズムの基礎を問う内容で、未経験転職での活かし方と学習の始め方を解説します。
この記事で分かること
- 基本情報技術者試験の試験形式・受験料・出題構成
- ITパスポートとの違いとレベルの位置づけ
- 未経験からの学習の始め方と転職での活かし方
基本情報技術者試験(FE)とは
基本情報技術者試験は、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が運営する「情報処理技術者試験」の区分の一つです。ITエンジニアとして必要な基礎的な知識・技能を問う試験で、ITパスポートが「ITを使う人」向けの入門試験であるのに対し、基本情報技術者はプログラミングやアルゴリズム、システム開発の基礎知識まで含む「ITを作る人」の入口に位置づけられています。
試験形式・受験料
IPA公式サイトおよび試験の実施運営元であるCBT-Solutionsの情報によると、試験の概要は次のとおりです(2026年10月1日に各公式サイトで確認)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施方式 | CBT方式(全国のテストセンターで随時受験可能) |
| 科目A試験 | 試験時間90分、出題数60問、解答数60問(多肢選択式) |
| 科目B試験 | 試験時間100分、出題数20問、解答数20問(多肢選択式) |
| 受験資格 | 公式サイトに年齢・学歴等の制限の記載なし |
| 受験料 | 7,500円(税込) |
CBT方式のため、年に数回の決まった日程を待つ必要がなく、自分の学習ペースに合わせて受験日を選べる点が特徴です。合格基準は科目A・科目Bともに基準点を超える必要があり、配点の詳細や直近の合格率は、IPAの統計情報ページで随時更新されています。合否を分けやすいのは科目Bのアルゴリズム分野だとされることが多いため、学習の際は科目Bの演習に早めに着手すると安心です。
ITパスポートとの違い
| ITパスポート | 基本情報技術者試験(FE) | |
|---|---|---|
| 対象像 | ITを利用するすべての社会人・学生 | ITエンジニアとして基礎知識を持つ人 |
| 出題内容 | ITの基礎知識全般(経営・利用視点中心) | プログラミング・アルゴリズム・システム開発の基礎 |
| 位置づけ | 入門レベル | ITエンジニアの入口レベル |
ITパスポートの合格率や位置づけは「ITパスポートは転職で評価される?」で解説しています。すでにITパスポートを取得していて、次のステップとして基本情報技術者を検討している人は、出題内容が実務(プログラミング・設計の基礎)に近づく点を踏まえて学習を始めると移行しやすくなります。
未経験転職でどう評価されるか
基本情報技術者試験そのものが「必須条件」になっている未経験向けのIT求人は限られますが、次の場面で評価材料になりやすい資格です。
- ヘルプデスク・ITサポート系の職種:ITの基礎知識があることの裏付けとして、書類選考や面接での説明に使える
- プログラマー・SE系の未経験求人:学習意欲と基礎知識の両方を示す材料になりやすい。ただし資格だけでなく、学習の過程で作った簡単なプログラムなどを合わせて示すと説得力が増す
- 研修制度のある企業:入社後の研修についていけるかの目安として見られることがある
ITサポート系の未経験求人の探し方や職種の違いは「ITサポートは未経験から転職できる?」で解説しているので、資格学習と並行して求人の探し方も確認しておくとよいでしょう。
未経験からの学習の始め方
- シラバス・サンプル問題を確認する:IPA公式サイトで試験要綱・シラバスとサンプル問題が公開されています。まず出題範囲の全体像を把握してから参考書を選ぶと、遠回りを避けられます
- 科目Aと科目Bを並行して進める:科目Aは知識の暗記で対応できる範囲が多いですが、科目Bはアルゴリズムの読み書きに慣れる時間が必要です。後回しにせず早めに演習を始めてください
- 教育訓練給付金の対象講座を確認する:基本情報技術者対策を含むIT講座の一部は、教育訓練給付金の対象になっている場合があります。対象かどうかは講座ごとに異なるため、申込前に厚生労働省の検索システムで確認してください。制度の概要は「教育訓練給付金とは?」で解説しています
まとめと次の一歩
- 基本情報技術者試験はCBT方式で随時受験でき、受験料は7,500円(税込)
- ITパスポートより一段深いプログラミング・アルゴリズムの基礎知識を問う試験
- 未経験転職では資格単体で採用が決まるわけではないが、学習過程と合わせて示すと評価材料になりやすい
ITパスポートとの違いをさらに詳しく知りたい人は「ITパスポートは転職で評価される?」を、未経験からのIT系求人の探し方は「ITサポートは未経験から転職できる?」をご覧ください。
FAQ
よくある質問
- 基本情報技術者試験に受験資格の制限はありますか?
- IPAの公式サイトには年齢・学歴・実務経験などによる受験資格の制限は記載されていません。試験要綱・シラバスで最新の条件を確認してください。
- ITパスポートを持っていなくても基本情報技術者試験を受けられますか?
- 受けられます。両試験の間に受験の前提条件はなく、基本情報技術者試験から直接挑戦することも可能です。ただしITの基礎知識に不安がある場合は、ITパスポートの範囲から学習を始めると理解がスムーズになることがあります。
- 合格率はどのくらいですか?
- CBT方式への移行後は月ごとに合格率が公表されており、時期によって変動します。最新の数値はIPA公式サイトの統計情報ページで確認してください。資格学習にあたっては、最新の合格基準・合格率を申込前に必ず確認することをおすすめします。
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この記事を書いた人
ハタラキナオシ運営者
人材紹介会社でキャリアアドバイザーとして8年勤務。20代未経験層、介護・保育、建設・物流業界の転職支援を担当。退職・就職・学び直しの実務情報を、公的機関の一次情報にもとづき解説しています。
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