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ドライバー転職に未経験から挑戦するには?必要な免許と取得の流れ【2026年版】
結論
ドライバー転職で運転できる車両の範囲は保有免許で決まります。2017年3月12日以降取得の普通免許は車両総重量3.5トン未満までで、中型・大型トラックには準中型以上が必要です。免許区分と未経験から挑戦する2つのルートを解説します。
この記事で分かること
- 免許の種類ごとに運転できる車両の範囲
- 2017年の法改正で普通免許の範囲がどう変わったか
- 未経験からドライバーを目指す2つのルートと、応募前の確認ポイント
免許の種類と運転できる車両の範囲
トラックドライバーの求人でよく見る「普通免許可」「中型免許以上」といった条件は、免許の種類ごとに運転できる車両の車両総重量・最大積載量・乗車定員が法律で決まっているために生じます。
| 免許の種類 | 車両総重量 | 最大積載量 | 乗車定員 |
|---|---|---|---|
| 普通免許 | 3.5トン未満 | 2トン未満 | 10人以下 |
| 準中型免許 | 3.5トン以上7.5トン未満 | 2トン以上4.5トン未満 | 10人以下 |
| 中型免許 | 7.5トン以上11トン未満 | 4.5トン以上6.5トン未満 | 11人以上29人以下 |
| 大型免許 | 11トン以上 | 6.5トン以上 | 30人以上 |
上位の免許(大型・中型・準中型)を持っていれば、それより下位の範囲の車両も運転できます。逆に普通免許だけでは、準中型・中型・大型に区分される車両は運転できません。数値は2026年9月26日に警察庁・警視庁の案内で確認した内容です。
2017年3月の法改正で普通免許の範囲が縮小した
現在の免許区分は、2017年3月12日の道路交通法改正で大きく変わりました。この改正で「準中型免許」が新設され、それまで普通免許で運転できていた車両総重量5トン未満・最大積載量3トン未満の範囲が、新規に取得する普通免許では車両総重量3.5トン未満・最大積載量2トン未満まで縮小されています。
そのため、免許を取得した時期によって、同じ「普通免許」でも運転できる範囲が異なります。 2017年3月11日以前に普通免許を取得した人は、経過措置により車両総重量5トン未満・最大積載量3トン未満まで運転できる「5トン限定準中型免許」とみなされています。自分の免許でどこまで運転できるかは、運転免許証の「免許の条件等」欄に限定の記載があるかで確認できます。
免許ごとの受験資格(年齢・保有年数)
準中型以上の免許を新たに取得する場合、年齢と免許の保有年数の条件があります。
| 免許の種類 | 受験できる年齢 | 必要な免許歴 |
|---|---|---|
| 普通免許・準中型免許 | 18歳以上 | 不要 |
| 中型免許 | 20歳以上 | 準中型・普通・大型特殊のいずれかを通算2年以上保有 |
| 大型免許 | 21歳以上 | 中型・準中型・普通・大型特殊のいずれかを通算3年以上保有 |
一定の教習を修了することで、19歳以上・免許歴1年以上でも中型・大型免許を受験できる特例もあります。条件は年々見直されているため、教習所や運転免許試験場で最新の要件を確認してください。
未経験からドライバーを目指す2つのルート
ルート1:普通免許のまま挑戦できる求人を探す 軽貨物や小型トラックでの配送業務は、普通免許のままでも応募できる求人があります。免許を追加取得する前に、まずは運転経験を積みたい人に向いています。
ルート2:準中型以上の免許を取得してから、または入社後の支援制度で取得する 中型・大型トラックのドライバー求人では、準中型免許以上が応募条件になっていることが一般的です。運送会社によっては、入社後に免許取得費用を会社が負担・立替する制度を設けている場合があります。取得にかかる期間や費用、退職時の返還条件(一定期間内に辞めると費用を返還するなど)は会社ごとに異なるため、制度がある場合は契約内容を必ず確認してください。
応募前に確認すべき3つのこと
- 自分の免許で求人の必要免許を満たしているか:運転免許証の免許の種類と、限定条件の記載を確認する
- 必要な免許を取得する場合の費用負担者:自己負担か、会社の支援制度があるかを求人票・面接で確認する
- 勤務する車両の種類:同じ「ドライバー」でも軽貨物・中型・大型・バスなど扱う車両はさまざまで、必要な免許も勤務形態も変わる
まとめと次の一歩
- 運転できる車両の範囲は免許の種類(普通・準中型・中型・大型)で法律上決まっている
- 2017年3月12日の改正で、新規取得の普通免許の範囲は車両総重量3.5トン未満に縮小された
- 応募前に「自分の免許で足りるか」「不足分の取得費用を誰が負担するか」を確認する
未経験から正社員を目指す全体像は「既卒・フリーターは正社員になれる?」を、年齢面での不安がある人は「30代未経験転職の現実とは?」をご覧ください。
FAQ
よくある質問
- 普通免許しか持っていませんが、大型トラックのドライバーになれますか?
- 現在の普通免許では大型トラックは運転できません。大型免許を新たに取得する必要があります。受験には21歳以上、かつ中型・準中型・普通・大型特殊のいずれかを通算3年以上保有している(または特例要件を満たす)ことが条件です。
- 免許を取得したのが2017年より前です。今の普通免許と何か違いますか?
- 2017年3月11日以前に普通免許を取得した人は、経過措置により車両総重量5トン未満・最大積載量3トン未満まで運転できます。これは現在新しく取得する普通免許(3.5トン未満)より広い範囲です。運転免許証の記載欄で自分の条件を確認してください。
- タクシーやバスの運転手になるにも同じ免許でいいですか?
- 人を乗せて運賃を得る旅客運送には、上記の第一種免許とは別に第二種免許が必要です。トラックなど貨物運送とは条件が異なるため、目指す職種に応じて必要な免許を確認してください。
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この記事を書いた人
ハタラキナオシ運営者
人材紹介会社でキャリアアドバイザーとして8年勤務。20代未経験層、介護・保育、建設・物流業界の転職支援を担当。退職・就職・学び直しの実務情報を、公的機関の一次情報にもとづき解説しています。
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